ちょっと更新が遅れてしまいましたが、今週の月曜日、6月17日の勉強会にて、ISON彗星について紹介させていただきました。ISON彗星、ってご存知ですか?今年春に見られたパンスターズ彗星と並んで、多くの天文ファンが期待を胸に膨らませている彗星です。この彗星、満月並みに明るい史上もっとも明るい彗星になるかもしれないんです。これは見るしかないっっっ!ということで今回、彗星とはどのようなものであるのかという基礎的な知識も踏まえた上で、新入生にISON彗星について知ってもらおうと、簡単に紹介させていただきました。ただ実際にISON彗星が見えてくるのは11月の終り頃。まだ約半年も先の話です。勉強会で学んだこと、その時まで覚えていられるかなー?(笑)もう一度、その時期になったらより詳しく勉強会を開くのもいいかもしれませんね。
勉強会の後には観望会を開きました。雲量は少し多くありましたが、上弦の月が綺麗でした。望遠鏡で月の表面を眺めてみると、月がやや薄い雲に覆われたお蔭で眩しすぎることなく月の表面の形状をはっきりと見ることができました。観望会開始から暫くすると雲が消え、晴れてきました。この時には北斗七星から始まる春の大曲線、春の大三角、レグルスやアルギエバ(しし座)、さらにはベガ(こと座)、アンタレス(さそり座)までもが見え、久しぶりの良い星空でした。
さて、たぶん既に気づいていらっしゃる方も多いかと思われますが、今回は残念ながら写真はありません。(´・ω・`)無念なり…。写真って大事。
2BS こにたん